私は万が一のケースで、その花束を社員からもらって、トンとステージから下りてトコトコと一番手前の入口から出て行くわけですが、事前にイメージしていたのは、とにかくもみくちゃにされて「辞めないで!」という声もかかるから、花束を上に高くあげて「離してください!私の道がありますから!」とか何とか言って、振り切って出て行く、そして出口で一礼をした時に会場いっぱいの万雷の拍手が鳴り響いて、扉の向こうに私が消えて終わる、というものだったのです。